喉頭がんで放射線治療中の私は寝る前にしか歯磨きをしない生活を続けていました。川崎市のエステに行こうとしたある日、鏡で歯をみると奥歯に虫歯ができているのを発見しました。歯の痛みもなく、仕事が忙しかったことから発見してからもそのまま放置し続けていました。数か月後、食事をしていた時に口の中で固いものを感じたので、出して見てみるとそこには白い欠片。
まさかと思って鏡を見てみると、虫歯があった歯に大きな穴がぽっかりと空いていました。その後、食事をしても欠けた部分に食べ物が詰まるなどさすがに支障をきたしはじめ、諦めて大阪で口コミの良い歯医者にいきました。医者からは「なぜもっと早く来なかったのですか」と怒られました。
結局、残った歯を全抜歯し差し歯を入れることになりました。まだ20代半ばで差し歯とは自分としても情けなく、恥ずかしさも覚えました。治療は数か月に渡って行い、治療代も5万円越え。もっと早く来ていれば治療が1回で終わり、お金も無駄にせずに済んだはずと治療中も後悔ばかりでした。再度同様なことが発生しないよう、今では定期的に歯医者に行って、歯のメンテナンスをしてもらう生活をしています。